土星探査機カッシーニと言うのを覚えているだろうか。
カッシーニはアメリカ航空宇宙局NASAと欧州宇宙機関ESAによって開発された探査機で、1997年に打ち上げられた。
2005年には土星の起動から小型惑星探査機ホイヘンス・プローブを切り離して衛星タイタンに突入、着陸に成功した。
その上地表の写真やタイタンの地表での風の音なんかを送信してきたすごいヤツだ。
そのカッシーニが撮影した土星の衛星レアの画像を、13日にNASAが公開した。
http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/multimedia/W00066279.html
約6万キロの距離から2011年1月11日に撮影したもので、レアのすぐ上に移っているのは土星の衛星ディオネだそうだ。
土星の衛星レアは土星の第14衛星でタイタンに次いで大きいもの。
表面温度は最低が53kで最高が99kと非常に低く氷の世界と考えられている。
直径が1525~1535kmほどなので地球の8分の1ほど。
2008年にはカッシーニの観測データから土星の衛星レアにもリングがあるらしい事が分かっている。
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